創業寛政八年 技と心を伝えて二百有余年 肥前鹿島手造りの蔵 矢野酒造
五代目和良の時代、大正天皇の即位という慶事に、皇族を表す言葉である「竹の園生」(たけのそのう)の名を戴き「清酒 竹の園」は誕生いたしました。
また、その名には竹のようにしなやかで生命力溢れる酒であってほしいという願いが込められていたと言います。
現在竹の園の名称が付くお酒は、「竹の園 上撰」「竹の園 本醸造 凜」「竹の園 純米」「竹の園~ごえん~」がございます。
八代目善紀の時代、昭和十六年頃からの米不足で日本酒にアルコールの添加が始まり、酒量の確保はできましたが酒本来の風味は損ない始めました。
そこでもう一度水と米だけの酒を造ろうと昭和六十二年に純米酒への取り組みを始め、平成十五年には純米酒宣言を行い今後の製造の中心を純米酒に置き、「肥前蔵心」に力を入れてまいりました。
品質重視の姿勢を打ち出し、自ら蔵に入り中村杜氏(当時)と共に酒造りに励んだ結果、酒質は格段によくなり全国の鑑評会やコンテストでの入賞、福岡国税局酒類鑑評会での大賞など、数々の賞を受賞しお客様の評価もよくなってまいりました。
九代目元英が、杜氏となり研鑽を積み始めた平成三十年。今一度原点を振り返り、酒造りに関わるあらゆる微生物の力強い躍動を味わいに体現すべく、小手先の技術に頼らない伝統的な製法で醸造していくという思いを込め、「竹の園 還ル」は誕生いたしました。
そして初めての商品「純米大吟醸 愛山」は、偶然にも天皇の即位で「令和」へとかわる年に発売を開始いたしました。新たな時代これからも温故知新をモットーに国酒「竹の園 還ル」を生みだしてまいります。
現在竹の園 還ルの名称が付くお酒は、「竹の園 還ル 純米大吟醸 愛山」、「竹の園 還ル ナチュラリィ」、数量限定商品の「竹の園 還ル 山廃」がございます。
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