八代目善紀の時代、昭和十六年頃からの米不足で日本酒にアルコールの添加が始まり、酒量の確保はできましたが酒本来の風味は損ない始めました。

そこでもう一度水と米だけの酒を造ろうと昭和六十二年に純米酒への取り組みを始め、平成十五年には純米酒宣言を行い今後の製造の中心を純米酒に置き、「肥前蔵心」に力を入れてまいりました。

品質重視の姿勢を打ち出し、自ら蔵に入り中村杜氏(当時)と共に酒造りに励んだ結果、酒質は格段によくなり全国の鑑評会やコンテストでの入賞、福岡国税局酒類鑑評会での大賞など、数々の賞を受賞しお客様の評価もよくなってまいりました。

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